声優史学

声優さんとお酒

2014/1/3 お正月だよ!ミルキィホームズライブ2014~Dreamin'~

 
適当に下書きにしたまま眠らせてしまい公開が遅れましたが、
 
 
本年のイベント初めでございます。
昨年からFC会員にもなっておきながら、何故か異常に予定が合わずミルキィホームズの単独ライブは初参加(オルタナティブ上映会等には参加したことがあったけど)。これでようやくミルキアンを名乗れるというもの。
 
ミルキィホームズのライブ、とにかく演出がバラエティに富んでいて楽しかった。開幕の和太鼓パフォーマンス、書き初め、竹馬(映像)、こたつ、二人羽織等々。その分曲は少なめであったが、これが初期のミルキィホームズらしさ、といえばそうなのかもしれないような気も。あとスクリーン上にテレビ番組が映る演出も(あれって番組の映像そのものなのだろうか?)アニメでよくやってたパロディの匂いがして非常に良い味を出してました。突然バディファイトのライブ(という名の宣伝タイム)が始まったりもしましたが、あれを女性声優ユニットのライブでやって許容されるのもミルキィホームズ(というかブシロード系コンテンツ)だからこそって感じ。
(もちろん今後も色んなユニットを乱入させて欲しいという趣旨ではなく、まぁあのブシロードだから仕方ないか、というニュアンスであることは念を押しておく)
 
ライブのセトリとしてはアルバム曲を中心にあとは過去の定番曲で、という感じ。個人的にはパーティパーティが聴きたかったんだけれども、他の曲はだいたい抑えていたから良かった。
 
 
ところで以前から僕が主張している通り、声優ライブおよび聖地巡礼には何か一貫した「アニメを現実に降臨させる想像力」のようなものがあり、今後の声優・アニメイベントはそういった点を踏まえた方向に展開するだろうという仮説を提示してきましたが、ミルキィホームズはそうではなく、アニメを切り捨てて(言い方が悪いのですが)「中の人」としてのコンテンツとなっているところは興味深かった。アニメ/声優イベントではキャストが「**役の**です!」という自己紹介をすることはもはやお決まりであるが、ミルキィホームズの場合は「三森すずこです!徳井(ry」といったように、いきなり名前を言うのである。
楽曲制作も、もはや探偵関係ないやろ!という方向へと進んでおり、アニメとは無関係な一個のアイドルへと変化しているような感じもする。
(もっとも、第2幕およびふたミルで新規ミルキアンが増えたかと言われればアニメの売れ具合的にそうは思えない節があり、某スクールアイドルや三森すずこのソロ活動が新規ミルキアンの流入元であると個人的には考えているし、この意見に多分異論はそう多くは出ないと思う)
 
声優イベントのどこにいったい魅力があるのか/何故オタクは声優イベントに足を運ぶのかといったテーマに関しては昨年あたりから( http://blog.livedoor.jp/fried_salmon/archives/51997671.html )ちょっとずつ気にしながらイベントに足を運んでいるが、考えれば考えるほど前述の仮説に自信がなくなってくるし、何より僕自身が三森すずこという泥沼に既にどっぷり呑まれてしまっているような、ミイラ取りがミイラになっている状態なのだけど、せっかくちょっと考えてみたテーマなので、今後も存分に萌え豚ライフを謳歌しながらも、頭の片隅くらいにはおいておきたい所である。
 
 
何はともあれミルキィホームズのライブ、評判通りに単なる音楽ライブにとどまらない「楽しい」イベントでした。しかし毎年この日程でFixされると実家でのんびりする時間が短くなってしまうのは苦しい。オタクとは試される存在なのだなぁ。