2019年酒10選
去年はTwitterで適当に流すだけだった本企画ですが、今年はちゃんとブログ記事にしておこうと思います。*1
ルール
・1銘柄1種
・2019年に初めて飲んだお酒
・あくまで個人の主観に基づきます
で、こんな感じになりました。
以下、それぞれの詳細です。
1.[山形]出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分
米どころ酒どころの山形県では酒造好適米の開発もいろいろ行われているのですが、その中でも大吟醸・純米大吟醸向けに作られているのがこの雪女神*2。
そんな経緯で生まれたのもあり、割と注目してた酒米だったので、今年は雪女神を使ってるお酒をたくさん飲みました。どれを選出するか非常に迷いましたが、入手しやすさ、コスパなども含めて総合的に勘案して出羽桜を今年は選びました。
上品な飲み口と酒飲みをうならせるキレを合わせ持った、初心者から酒飲みまであらゆる層にオススメできるお酒です。
2.[山形]栄光冨士 純米酒 無濾過生原酒 暁乃翼 澱絡み
令月風和や極超新星などの今年の新酒を抑えて暁乃翼を選出しました。栄光冨士さんは季節限定酒が多い上にどれも美味しいので毎年非常に悩みますね。
暁乃翼を選んだのは、StylipSオタクの亡霊だから・・・ではなくて、おりがらみ、日本酒度マイナス10、それでいてキレがあり、スイスイ飲みやすい、という良い意味でスペックを裏切るお酒だったことが理由です。
3.[山形]楯野川 無我
全量純米大吟醸の楯の川酒造さんの無濾過生原酒。
なんといっても、“6つの「無」を重ね合わせることができました”という厨二病説明文が好きすぎる(オタク)。
楯野川は飲みやすくて誰にでも勧められるお酒が多いのですが、この無我も例にもれず、生酒感を適度に抑えつつ、飲みやすい仕上がりになっていました。
4.[新潟]雅楽代 玉響 純米原酒
若い社長さんが頑張っている天領盃酒造さんの新しいお酒。「うたしろ」と読むらしいです。
もともとの天領盃さんの新潟らしい(佐渡らしい)お酒も好きだったんですが、この新しい銘柄はより飲みやすさ、すっきりさに振っており、西のお酒によくある感じの酸味が出ています。お魚とよく合います。
磨きなどのスペックは非公開ですが、新鮮な味わいが楽しめる一本。
5.[茨城]結ゆい 純米吟醸酒 夏吟風
#akki_sake5/31 自宅102.結ゆい 純米吟醸酒 夏吟風池袋東武百貨店で入手。濃厚で辛口でキレがあっていい夏酒って感じ。やっぱり茨城のお酒は信頼できる。#結ゆい
ゆい(*-v・)ゆいではなく「むすびゆい」と読む。
辛口で濃い、冷やしておいしい夏酒。濃いめの生原酒はロックにしてもいい感じになるという新たな気付きを得たお酒なので選出しました。
ちなみに吟風は北海道の酒米らしい。
6.[神奈川]残草蓬莱 純米吟醸 出羽燦々50
山形の酒米で有名な出羽燦々を使って神奈川県の蔵が醸したお酒。昨年に選出した「来福」もそうでしたが、最近は山形県外の蔵が出羽燦々を使っているのをよく見る気がします。
芯では出羽燦々らしさがありながらも割とすっきりした飲みごたえで、出羽燦々の新しい一面という感じでした。
7.[福井]梵 ときしらず
昨年はとある石川地酒の居酒屋さんに通っていて石川のお酒がホットだったんですが、今年は割と福井のお酒が個人的にはホットでした。
白龍、早瀬浦、白岳仙など色々飲みましたが、その中でもこの梵ときしらずを選出。梵は飲みやすくて上品なお酒が多いですが、ときしらずはその中では割と濃くて酒飲み向け。
まんべんなくいろんな食べ物に合う点もポイント高い。好きすぎて今年は3回ほど飲みました。
8.[福井]花垣 超辛純米
推しの福井のお酒パート2。
日本酒度+12で、キリっとした辛口でいながら重さがなく、オタクアニメを肴に無限に晩酌できるお酒でした(実際に嫁のいない日に無限に飲んでいました)。
9.[奈良]風の森 雄町 純米吟醸しぼり華
酒飲みには有名な風の森、なんと今年は酒屋さんで売ってるのを見かけたので衝動買い。
期待通りのフルーティーで発泡感。おちょこの内側に泡が残るの最高。
なによりもこれを家で開栓する瞬間が非日常でまぁ楽しかったので、また買って家で飲みたい。
10.[広島]白麹純米酒 海風土
今度は広島の酒 pic.twitter.com/CTXGlyVDcz
— あき (@akki2446) 2019年11月16日
アルコール弱め、酸味強め、すっきり、と割と飲みやすく万人向けです。
名前の通り海鮮系のつまみと合いそう。
西日本のお酒、米っけが強い東北や日本海側のお酒とはまた違った方向性があり、今まであまり飲んでこなかったので今後は開拓していきたいものです。
ここでは日本酒の話だけですが、今年はウイスキー、焼酎、ビールなど他にもいろいろ飲んだ一年でした。
一方で尿酸値も上がりつつあり、来年からも肝臓を無駄遣いせず質にこだわった飲酒を追い求めていきたいものです。
おまけ
奥田シェフセット
大山の加藤嘉八郎酒造さんの奥田シェフ6本セットが届いた。ただでさえ震災後の片付けで大変そうなのに、奥田シェフのテイスティングノートまで入れて頂いて頭が上がらない。 https://t.co/tuE2KcMchF pic.twitter.com/RIGXIzs6h6
— あき (@akki2446) 2019年7月25日
山形県沖地震で被害を受けた加藤嘉八郎酒造さんの6本1万円セット。地元だし復興支援しよ~って思って買ったら限定品まで入っててひっくり返った。
天童温泉 桜桃の花 湯坊いちらく
本日のセトリ(1時間飲み放題1500円) pic.twitter.com/sK4W0gJZYm
— あき (@akki2446) 2019年5月1日
天童温泉で泊まった温泉宿が日本酒セルフ飲み放題だったでござるの巻。
酒飲みにとって嬉しいのはもちろん、お客さんが勝手に注ぐセルフ方式にすることで宿のオペレーションにかかる人でも削減できるし、実にWin-Winなやり方だな…と思いつつ泥酔していました。