声優史学

声優さんとお酒

秋葉原酒飲み記録

「声優さんの幸せと、自分自身の幸せを混同してはならない。それでも、混同しちゃってるオタクが多いんだよね。」
 
「なるほどね。」
 
「ガチ恋なんかしちゃったらそういう区別をしている場合じゃないんだろうけどね・・・。」
 
「まぁ・・・恋は盲目っていうし・・・。
 
 
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「僕はけいおん!にハマったことで、ただアニメを見るだけのオタクから、声優さんのことを調べたり、二次創作イラストを集めたり、果ては自分でSSを書くようなオタクになったりした。オタクっていうのは本当は様々なあり方があるはずなのに、ひとくくりにされていることが多い。根が深い問題である。」
 
「なるほどね。」
 
「翻ってラブライブ!だって僕らにオタクとしての様々なあり方を提示してきた。元々G'sから始まって、楽曲、アニメPV、ライブ、そしてTVシリーズ、劇場版、スクフェス、聖地巡礼・・・公式が提示したあり方でもこれだけ幅が広いのに、オタクによる二次創作も含めるとさらに広範になる。」
 
「しかし、その広さがかえってライブ現場を無秩序にしているというあり方も。」
 
「そう。やはり、ラブライバーは年齢層が低い。おそらく、ラブライバーにはラブライブ!が原因でオタクになった、初めてハマったオタクコンテンツがラブライブ!である人が多いと思われる。」
 
「なるほど。そう考えるとスクフェスは無料で遊べる幅が広いから中高生にもウケたんだろうなぁ。」
 
「正直、ラブライブ!は大好きだし、愛してるし、何度も救われてきた。でも、現場にいって缶バッジをジャラジャラしてるオタクを見るのはいい気分になれないし、僕もラブライバーとして彼らと一括りにされてしまうのは苦しい。」
 
「そして僕らが葛藤を抱える原因となっている存在は、そんな葛藤を抱えることもなくオタクしてるんだろうなぁと。」
 
「まぁ、オタクってそんなものなんだろうよ。」
 
 
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「声優オタクのあり方もいろいろだよね。僕は単推しが多いとよく揶揄されるけど、例えば三森すずこさんに対する姿勢と大橋彩香さんに対する姿勢は同一ではない。憧れとしての推しと、応援としての推しは明確に区別されるべき。」
 
三森すずこさんに対しては、憧れとしての推し、だよね。」
 
「その通り。しかし、彼女のストイックさ、真剣さに惹かれているからこそ、僕は彼女のツアーに全通などしている場合ではないような気がしてきて、それもまた葛藤なんだよね。僕が自己のあるべき姿の投影としての三森すずこさんを求め、ライブに通えば通うほど、その姿は自分から遠ざかっていく。本当はもっとストイックに生きなければならないのに、何をやっているんだろう、と。」
 
「なるほどね。それで、後者の、応援としての推し、とは。」
 
「端的に言えば、ホリプロ声優なんかはこのスタンスで推しているオタクが多そうだよね。」
 
「しかし、どちらにしても、推すのが義務感化してきたら、それはオタクの退き時なんだろうね。」
 
「だろうね。オタクなんて社会で評価される存在じゃないんだから、そこは変にプライドを持って固執するべきではないんだろうね。」
 
「自然に冷めるにしても、何にしても、オタクはいずれ引退すべきだというのはわかっている。現場で40前後くらいのおっさんを見ると、さすがに自分はああはなりたくないな、って考えてしまう。」
 
「タバコみたいなもんだよな。」
 
「やってる人は辞めたいと思っている、だがなかなかやめられない。」
 
「そしてやめられない人に限って”やめます”という、と。」
 
「ほんとそれ。」
 

 

2/16 みるくらりあっとvol.6S

オールスタンディング6時間半とかいう僕の知る限りでは最も過酷なイベントです。

出演者からこれはもう素晴らしいパフォーマンスが見られるのではないかなって思ってたのですが、実際に行ってみると予想を遥かに上回るものを見られました。いやぁ本当に素晴らしかった。(物販トラブルを含め)過酷ではあったけど、それを耐えきって参加した甲斐はあった。



南條愛乃
まさかのスノハレ!僕としてはスノハレを歌ってくれたことよりも、ジョルノが落ちサビのオレンジを見て感動したって言ってくれたことの方がうれしかった。確かに9人のグループだとダンスの関係でえみつんしか生で見られないんだよなぁ。しかし全体的に予習不足だった(そもそもジョルノがミニアルバム出してたことすら知らなかった)ので、このあたり今後覚えていかねばならないところだと思ってる。もしかしたらブシロライブとかにも出るかもしれないし。

・遠藤ゆりか
ポニキャから声優とほぼ同時に音楽デビューした機体の新人!ということで一体どんな感じなんだろうと思ったけど、ライブ慣れしてたというか、ステージを楽しんでるんだなぁっていうのが凄く伝わってきたので良かった。あ、あっち向いてホイ優勝おめでとうございます。

・WUG
12月以来月1のペースでこの子らを見ているんだけど、やっぱり本当に成長しているんだなぁっていうのが伝わってきて良いステージだった。若いって素晴らしいね(若すぎて途中で帰らざるを得なくなっちゃったっぽかったけど)。あくまで主観だけど、12月の大阪みるらりの時と比べてレスの回数3倍くらいだったような気がする。音響トラブルがあったらしくてちょっとグダってたけど、彼女らだからステージ上で笑っちゃっても許されるみたいなところはあって、やっぱり若いって素晴らしい。持ち歌にも恵まれていると思うので今後もがんばっぺってほしいなぁ。

・ayami
大阪に続き2回目ですね。いがった

StylipS
ゆいかおりが抜けてStylipSオワコンになったかと思ったけど、そんなことはなかったぜ……!いや普通にいいですよ彼女ら。むしろゆいかおりが抜けたおかげでいい感じでまほちゆとのとっちが暴走してるんじゃないのかみたいなところすらある。声優として売れていた2大巨頭が抜けてますますアイドルらしくなったのでは。ワンコーラスをメドレーでつないだのも合わせて合計8曲も歌ったのも良かった。ただまぁ、観客に高まりすぎて裸になってた厄介なのがいたけど、高まる気持ちも分かるけど、ちょっとその印象が残っちゃってアレ。とはいえ、コラボ企画も含め今回見た中では最もインパクト強かった出演者だったように思う。

原田ひとみ
マシンドール推しだった。音ゲーかじってたおかげで回レは分かったけど、あとは予習不足だったな……。あ、仮に僕が女性声優だとしても、彼女とは共演したくないなって思った。

・かとふく
かわいい。

・佐倉沙織
脳味噌溶けた。

大坪由佳
持ち歌もなければ一番何しに来たの感強かったけど、まぁかわいいからいいか。

いとうかなこ
こういう所でしか聴く機会ないんだけどいいっすね。

三森すずこ
相変わらず素晴らしかった。今回は6曲歌ってサマーバケーションoutグローリー!inって感じ。ただ、やはりオルスタということで押し合いへし合い肘打ちもされとなかなか過酷で、本当はもっと前で見たかったけど、オタクと争うことばかりに気を取られて肝心のみもりんが見られないと本末転倒だし、ある程度妥協せざるを得なかった。最前中央あたりのグループは本当に帰ってくれって感じ(僕にみもりんを見せろという趣旨ではなく、みもりんの前でそのような無礼を働くなという趣旨の発言です)。まぁ知り合いに最前を確保した人もいたし、この辺りは立ち回り次第だったのかなぁという気もするが、そんなにオルスタライブに好き好んで行きたくもないので今回の立ち回りは割といい落とし所だった気もする。

それにしても、どうして人は三森すずこにハマるのか。深遠な問いだ。

 

今回は更新する時間があまりなくて投げやりですがここまでで。

2/8 2/9 ラブライブ!μ’s→NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE~ 感想その2

 

この思いを2日間寝かせて、色んな人とのやりとりとのログを見返して、ようやくそれなりに整理ができた。
今度こそライブ自体の感想を書きます。



・全体としては、本当に、凄かったとしか。本当は言語化するのも憚られるほどの神聖さのような高尚な何かをあのライブで感じたくらいなんだけど、そこを何とか頑張って何点か挙げてみる。

・まず、最初のキャラクター紹介の演出について。これ、素直に白状するとこのライブで一番ぐっときたポイントな気がする。というのも、これまで僕が再三に渡り主張してきたように(しつこい)、μ'sのライブの魅力は「生身の声優を作品世界に近づける(3次元→2次元)」というポイントにあるのではないかと考えていた。ところが、今回のライブの最初にあったキャラクター紹介の演出は「観客のカメラにCGキャラを重ねる」という、我々の世界の側にスクールアイドル達を降臨させる(2次元→3次元)、これまでとは真逆の手続きが行われていたわけで、本当に一本取られたし、彼女らが現実世界で踊っているかのように結構本気で錯覚してしまった。正面から襲われる準備を万端にしていたのに背後から刺されたような虚を突かれた気分だった。ライブの内容をあまり覚えていないのもこの演出に完全に持って行かれてしまったからというのもある。あの場面で「えっ実は客席の上で踊っているμ'sが見えるの?もしかしてこの席の近く?大閃光折って確かめる?」と感じて会場中を見渡したのは僕だけではないはずだ。きっと。2日目は機材の調子悪かったのか途中からしか映らなかったのが本当に残念。

・本当に衣装が良かった。予算が増えているからというのもあろうけど、毎回我々の期待を超えるレベルのものを用意してくるのは本当にさすがとしか。パンフも3000円出す価値がある。もっとも衣装という点に関しては、2日目はスクリーンがあんまり見えない席だったのもあってそこまではっきりと覚えていないので、終わった後のキャストのTwitter上での画像のやりとりなどを見て改めて「はぁ…」ってなってる面も多いけど。写真付き公式レポまだかなぁ。

・圧倒的にサービス精神が旺盛だった。頭皮を痛めながらがっつり髪を染めてとさかまで作る内田彩さんは本当にさすが。それからファンの側でのキャラクターの在り方(いわゆる二次創作)をしっかりと踏まえた上での演出。具体的にはアンコールのにこまきとかにこまきとか、あとにこまきとか。衣装を直す(脱がす?)jolskとか。特に硝子の花園のコンビがそこまでやる?やる?ってくらいに濃密。1日目の方は200レベルかなり前の方だったからジョルノを本当に近くで見られた。アンコールの「10人目のμ's」演出も昨年6月に行われたμ's 3rd Anniversary LoveLive!(以下3rd)のアンコールを踏まえたものだった。(もっとも、こういった点に関しては「媚びている」という反論も予想されるのだけれど)

・あれだけ広いアリーナ、花道を余すところ無く使うパフォーマンスをしていたのは本当に凄かった。ただでさえPVの激しいダンスをやっていたろうに、ユニット、ソロ曲となると花道ダーって走ってステージでワーってやって、もう本当に体力お化けかって。終わった後にアリーナA席当たった人と話したりもしたけど、本当にああいう席で見らてた人が羨ましいぞ……。

・1日目と2日目とのセットリストはほとんど同じだった(後述)。が、2日目のほうが心なしかキャストがライブを楽しんでるんだなぁ、という印象を受けた。ただ、休憩時間もといピクチャードラマが2日間全く同じだったのもあって、2日目は観客が全力で休憩してしまってその分レスポンスがあまり良くなかったかな?という気もした。その点アンコールで使ったアニメがちょっと変わっていた点に関しては、ようそこまでやるな、という感じだったけど。セットリストに関しては今までもそうだったように「9人でこそのμ's感」があって、常に何らかの一貫性が見えてくるのだけど、それによって構成上どうしてもライブで出す機会がなくなってしまう曲があってしまうのは残念な気もする(例えば穂乃果の愛は太陽じゃない?は出てからかれこれ2年経つのにライブ未披露で、いずれ聴きたい曲のひとつでもある)。

・3rdの時に強調されていた「最初の頃はこんなに売れなかったのに~」といった点を一切出してこなかったことは、このライブでμ'sは"NEXT STAGE"に到達したんだな、ということを強く感じさせた。今になったから振り返ってネタにできるけど、去年の今頃(アニメ1期放送中あたり)は本当にこんな無茶をさせるコンテンツいつ破綻してもおかしくないな、と思っていた。実際に昨年1月のμ's New Year LoveLive! 2013(以下NY)ではジョルノが不参加だったわけで、さらに昨年4月からみもりんはソロデビューしちゃうしで、これはもうμ'sの練習してる場合じゃなくなるんじゃないかって非常に心配していたので、だからμ'sがこのライブを行えた事自体が奇跡なんじゃないかとさえ思える。昨年3月のベルサールでのシークレット()イベントの際はあれだけ不安そうにステージに立っていたくっすんもSSAでこんなに毅然として……とか、南條さん相変わらずどころかますますエンジョイしてるなぁ、とか、りっぴー若くて元気だなぁ、とか、本当にこのメンバーには無限の可能性を感じるなぁ、と改めて感じた。何にせよ、ステージを踏むたびに新しい感動を届けてくれる彼女らは本当に素晴らしいし、その裏にある努力も一体いかほどのものだったのだろうかと考えるともう本当に、さすがとしか。

・この「今までのμ'sとは違った、新しい姿のμ's」という点に関して、何人かの方と意見交換したところ、人によっていろいろな見方があった。僕は前述のように3rdまでのライブを一区切りとして、さいたまスーパーアリーナという大舞台でもしっかり踊りこなせるくらいの実力をつけたのだなぁという、肯定的な意見なのだけれど、中にはこのような大舞台に立つことで、かえってμ'sが遠くの存在になってしまった、という声もあるようだった。確かにラブライブ!というプロジェクトは元はといえば読者参加型の誌上企画として始まったのだが、今はもうアニメ、声優、楽曲のコンテンツという面が強くなっているという面について異論はないと思う。かつての小さな会場でやってた頃のように間近で観客の声を聴くというよりはむしろ、μ'sが見つめるのは次のステージ、来年のSSAスタジアムモードなのではないか、という意見を聴いた時は、ああなるほどな、と思った。以前、電撃G's読者でありラブライブ!古参の方がアニメ以降増えたにわか百合豚のことと、それを明らかに意識している公式(主にアニメスタッフ)に対して苦言を呈していたのを見たことがあるが、売れはしたしレベルは上がっているものの、企画の当初の形とは全く違うものになってしまっているのだろうなぁ、とはアニメちょっと前あたりにこのコンテンツに入ってきた新参の僕でも理解できるところである。特にこのような喪失感を強く感じるポイントは、これまでのライブに毎回あったアンコール後の個人挨拶がなく、あっさりと歌って終わって退場していったことだという意見もあった。この辺りのコンテンツの大規模化(商業的成功)とファンとキャストとの距離感のバランスの落とし所は非常に難しい所だと思う。果たしてラブライブ!は、当初掲げていたように真の意味で「みんなで叶える物語」を体現するコンテンツとなるのか、それともこの表題は単なるイデオロギーとなってしまうのか。

・実際に僕も、これまで何度か見る機会があった「ステージ上のμ's」と今回の「さいたまスーパーアリーナに立ったμ's」は全然違う存在なのだなぁ、と感じるところがあった。なんというのだろうか、彼女らはまた「偶像」「アイドル」に一歩近づいたのかなぁ。不思議な感覚だった。前述したファン~μ'sの距離の遠さが、逆に僕にとってはμ'sに惹かれる一つの要素でもあったというか。(この話を続けると気持ち悪い人になってしまうので程々にしておく)



・それにしても、つくづくラブライブ!で人生をダメにしてしまったことだなぁ。ラブライブ!がなかったら健全な人生だったかというと必ずしもそうではないような気もするけど、むしろ他の何か(いわゆる酒タバコパチンコ風俗みたいなの)で人生をダメにしていた可能性もあると考えれば、ラブライブ!で人生をダメにしている今の人生はいくらか幸せなのだろうか。ああもうこういうことを考えるのはやめよう不毛だ。僕はきっと幸せなのだ。


最後になりますが、新田恵海さん、内田彩さん、三森すずこさん、久保ユリカさん、飯田里穂さん、Pileさん、徳井青空さん、楠田亜衣奈さん、南條愛乃さん、そしてスタッフの皆様、会場周辺で僕に付き合ってくださった各位、ありがとうございました。



<参考>
セットリストは以下の通りでした。

【1日目】
01. Music S.T.A.R.T!!
02. 僕らは今のなかで
03. 夏色えがおで1, 2, Jump!
04. Wonderful Rush
05. ススメ→トゥモロウ
06. 夢なき夢は夢じゃない
07. Anemone heart
08. なわとび
09. Beat in Angel
10. にこぷり♡女子道
11. 硝子の花園
12. LONELIEST BABY
13. 輝夜の城で踊りたい
14. もぎゅっと "love" で接近中!
15. baby maybe 恋のボタン
16. LOVELESS WORLD
17. No brand girls
18. Snow halation
 [Encore]
19. START:DASH!!
20. 友情ノーチェンジ
21. 僕らのLIVE 君とのLIFE
22. きっと青春が聞こえる

【2日目】
1日目のうち、5曲目~11曲のみ以下に変更。それ以外は全く同じ。

 

05.微熱からMystery

06.キミのくせに!
07.Cutie Panther
08.夏、終わらないで。
09.UNBALANCED LOVE
10.Pure girls project

 

2/8 2/9 ラブライブ!μ’s→NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE~ 感想その1

BD7巻を3枚購入して合計4枚のチケ当選。最高のライブでした。

ライブ自体に関して言わなければならないことは山のようにあるのですが、いまひとつまとまりきらないし、余韻とかそういうのでちょっとそういう状態じゃないので(今日は午後休取っちゃいましたし)、それはもう少し落ち着いてからということで。今回は時系列的に行動を整理するのみです。割と内輪向け。


<金曜日>
仕事を早く上がるのに失敗したものの、20時頃にさいたま新都心到着。さほど並ばずに購入できたものの、あと3人くらいのところで扇子が売り切れるという悲劇に見舞われた。完全に買う予定になかったのにこういうことをされると逆に欲しくなるのが人間の性なんだなぁ。

この日はただ物販だけを見て帰宅。


<土曜日>

この日はかねてから10年に1度の大雪とかいう穏やかじゃない予報が出ていたので、電車の混乱を見込んで9時くらいに大宮入りしてゲーセンで時間を潰す作戦に。本当にすごい量の雪が降っていたので、大宮駅からゲーセンまで歩くのも結構苦労した。ただ、ゲーセンについたら着いたで同志と思われる人がちらほらいて、見知らぬラブライバーとjubeat連番したりなどしていたので、昼食を取るまでの3時間以上をゲーセンで過ごしたのだが不思議と退屈な感じはしなかった。

ゲーセンを出てからはドンキのサイリウム売り場を眺めている集団を遠巻きに眺めたり、大宮西口のそれらしいお店が集合している場所を徘徊しつつ、13時頃にUTラブライバー勢3人と合流し、サイゼリヤへ。ソニックシティ周辺は先月もミルキィ正月ライブで来たのでなかなか懐かしいが、雪が積もっていて全く別物だった。サイゼリヤではブレードの鞘の長さがモノによって違うことを発見したり、先ほどドンキで買ったキンブレⅩ2を試しに付けたものの、消し方が分からなくて慌てふためいたりなどした。僕はトマトパスタをダブルで頼んだ。

例のサイゼリヤは割と駅から遠かったものの、ひと目で同志と分かる集団がそれなりにいて、さすがに芋ジャージはちょっと…などと思っていたのだが、僕のツレもテンションが上がって途中から上着を脱いで例のジャージになっていたので、まぁ同じ穴の狢ということで。

適当にさいたま新都心に移動し、着いたのが16時ちょっと前あたり。さらにUTラブライバー勢と合流して10人くらいでウェイウェイしながら入場。ツイッターでアカウントだけ知っている人とこんな感じで集まる経験は今までそうそうなかったので割と新鮮な経験だった(半分くらいは初対面ではなかったけど)。開演1時間前くらいにぞろぞろと入場して、あとはブシモ!とかランティス!とか叫びながら会場で待ち。


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この手のライブに参加するようになってから2年以上になるが、今回初めて終わった後に近くの席の人と話してtwitterアカウントを教えあう、みたいなことをやった。ことり推しの彼は新潟からはるばるこのライブのために上京してきた(この手のライブに参加するのも初めて)らしい。コミケ等への参加経験はあるらしいけど。アンコールのぼらららで内田彩さんが投げた風船をキャッチしたのが僕の前の席にいた彼だったのだが、それはもう宝物になるのだろうなぁ。会場から出るまでの押し合いへし合いの中で2人で風船の結び目を丁寧に解いたりしていた。この後はバスで新潟に戻って日曜は地元LV参加とのことだったけれど、無事に戻れたようで何より。

ことり推しの彼と別れ、件のUTラブライバー界隈と合流した後も、雪で電車が大幅に死んでいて、さいたま新都心でラブライバーに揉まれながら電車を待つか、埼京線が生きている可能性に賭けて北与野まで歩くか、いっそ雪の降る中大宮まで歩くかという選択に迫られたが、結局さいたま新都心で待機することに。入構制限もかかってこれいつ帰れるんだ感もあったが、意外にも1時間と待たされることなく無事に電車に乗れた(後でtwitterのログを見る限り結構な時間待たされていたみたいだけど、そんなに辛かった感はなかったし、これがライブ後の高まりかってところ)。

なんとか乗れた電車に乗って赤羽まで移動してファミレスで食事。ライブ後なのにみんなのそえりラジオ聴かなきゃって言いながらあまり長時間だらだらせずにストイックに解散した。この日はのぞえりラジオからすぐに寝ようと思ったけど結局2時くらいまで起きてた。


<日曜日>
あんまり寝付けなくて7時半位に起床。結構雪が残っていたみたいだったのでこの日も早めに出る作戦で。とはいえそもそも起きるのも遅めだったので、11時くらいに大宮着。

大宮では少しゲーセンで時間を潰して、それから連番する友人(余談だが彼とは前期教養での学籍番号も連番であった)と合流し、日高屋でメシを食べた。昨日パスタダブルを食べたのにライブ中空腹で仕方なかったので、それは避けたいと思い多めに食べた(が、やはりお腹が空いてしまった)。12時半くらいに大宮を出発。

今回は物販に少し寄り道してから(扇子を購入)けやき広場へ。またしても昨日集まった界隈の元へ。だいたい来ている人は一致していた。14時頃に入場し、企業名コールで体を暖めつつ待機。この日は200レベルの最後方の席だったんだけど、天井が近くてめっちゃ熱がこもって暑かった。


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ライブ終わって18時半頃ということで終わった後に大宮まで歩いてオタク9人でメシを食った。最後に降ってきたテープを撮影したり(無事に全学年分揃った)、アリーナA席はLOVERESS WORLDの炎がめっちゃ熱かったという旨の話を聞いたり、飲み物にサイリウムを突っ込むやつをやったりなどしていた。

もうこの日はみんな喉も体もボロボロだったので、ほどほどにして21時くらいに解散、帰宅。


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こういう(twitterで知り合った人とか初対面の人とかとライブで集まって群れるような)経験は初めてだったのだけど、やはりライブ後の余韻のやり場がこういうところにあるというのは楽しいのだなぁと感じた。今まではライブにソロ参加することが多かったので、適当にtwitterに垂れ流したりブログに書いたりといったことでこの余韻を発散させていたのだけれど、twitter等で人となりがなんとなく分かるようであれば初対面だろうと話すのは容易いし、案外ハードルが低かった(そう感じるのも社会人になってから身につけた、いわゆる"コミュ力"の証左なのかもしれない)。今までは世の中の群れたがりイベンターを見てなんでこいつらこんなに友達多いんだって思ってた側だったが、かくしてついに僕も群れるタイプのオタクと化してしまった。

オタク文化がどのように受容されているか、ということを考えるにあたり、本当に様々なアスペクトがあるなとは前々から思っていて、今回それを改めて感じることができた。ライブに行くオタク、聖地巡礼に行くオタク、ストイックにアニメをひたすら見るオタク……それらが「オタク」という概念で一括りにされている現状に対しては結構反発心みたいなのがあるんだけど、まぁそれを声高に主張したところで「これだからオタクは…」と呆れられるだけだろうし、ここでやんわりと書き留めるだけにしておく。


ライブ自体の感想は後ほど改めて記事を書きます(予定)。

 

 

 

2014年冬アニメ 雑感

<継続>
凪のあすから
ストーリーとか複雑な人間関係とか、本当に見どころの多いアニメだけど、個人的にはP.A.Worksの描く雪が実に素晴らしいと思って毎週見ている。

・キルラキル
相変わらず勢いが凄い。

アイカツ
早く積み崩したい。

・ゴールデンタイム
面白いんだろうとは思っているけど、積み崩す気力がなくて切りそう。


<新番>
・ズヴィスダー
非常に面白い。喫煙者うんぬんの3話は共感するところも多かった。

・桜Trick
このアニメに求めているのはおっぱいゆさゆさじゃないんだよなぁ。

・WUG
結構面白いんだけど、所々引っかかる描写があって手放しで推せないんだよなぁ。

・咲全国編
清澄編(無印?)が放送された頃はアニメも麻雀も覚えたてだったから、そういう意味でも思い出深い作品。
作りこみが丁寧で、いい作品です。

・未確認で進行形
MXだと22時~なのでつい見てしまう。録画してまで見たいかといわれると微妙かもしれないが、なんだか癒される。
メインキャストの声優があまり聞かない人ばっかりなので覚えなければ。

・妹ちょ
MX土曜夜とかいうすごく見やすい時間帯。
どうして僕はこんなくだらないアニメを見ているんだろうと思わなくもないが、見ようと思う。

・のうりん
ゆかたん最高。

・バディコンプレックス
ヴヴヴがいまいちだったのでこっちには期待してます。

ウィッチクラフトワークス
EDが好き。

・575
大坪由佳×大橋彩香、良い。

・いなり、こんこん
大空直美さん主演ということで一応チェック。

・中二恋戀
年末にやってた未放送回は結構面白かったけど、あんまり余裕ないので多分見ない。

・とある恋歌
プチミレのOPはすごく好きです。でも余裕ないので切ります。

・魔法戦争
fateっぽい。切ります。

ニセコ
東山奈央ちゃん気になるけど余裕ないから多分見ない。

・スペースダンディ
面白そうだけど余裕ないから多分見ない。

ノラガミ
面白そうだけど余裕ないから切ります。

・ディーフラグ
面白そうだけど以下略


ざっと20本くらい1話チェックしてみた。
新人声優が増えてきてて追っかけるのも大変であるなぁ…。

今期は某資格試験とTOEICを受ける予定なのでできるだけ絞りたいと思っているけど、なんだかんだで10本くらい完走してしまいそうは予感がする。良くない傾向である。